もう済んでしまったことを後悔しても遅い。
令和になっても、そんな当たり前のことを思い出させるニュースが後を絶たない。
最近、某企業で育休制度にまつわる話が騒がしい。
夫が育休制度を利用したら、復帰直後に転勤云々というやつだ。
その昔、当時の部下に対し、本来やるべき事を実行できなかった。それは些細なことかもしれない。
しかし、何年も経った今でも物思いにふけることがある。
自分の心に罪悪感が残っているからだ。部下も自分も当時の会社から退職しているのに。
いや、退職したからこそ、現場を変えられなかった結果に責任を感じているのだ。
人は実行できなかったことで、より罪悪感がますらしい(生存者罪悪感)。
・・・
話を戻そう。
過去は悔やんでも変えられない。
今回の対応が最善の方法だったとは思っていない人が、当該企業内にもいるはずだ。
一体どうしたら良いのか?
私も過去の件で少なくない時間を悩むことに費やした。
「things change」
過去は変えられないが、未来は変えられる。
今回、某企業で起きた騒ぎは、当事者間で収まる様子はなく、多くの人を巻き込んでしまった。
某企業の元社員は過去になるかもしれないが、現社員には未来がある。
少しでいい、変えていこう。
今より先の未来を変えていくこと、それが私たちに残された機会なのだから。