XEM決済導入に関するアンケート結果についての所感

本記事はこちらのページで公開させていただいたXEM決済に関するアンケートについての解説と個人的な感想です。

nemket2017 XEM決済導入に関するアンケート

一番驚いたことは、【イベントの売上金は1ヶ月後もXEMで保管する人が100%】だった!ということです。

みなさん、XEMを愛していますねぇ!

ということで、今回は2017年12月に行われた『nemket』で物販ブースに出店された方々の、XEM決済に関するアンケート結果について深掘りしていきます。

各設問の解説と感想

設問1) 今回初めて対面でのXEM決済を受け付けましたか?


2017年12月16日の時点で、対面でのXEM決済が初めてだったのは13名中11名となり、約8割の方達はこのnemketでXEM決済デビューされたようです。
また残る2名の方がXEM決済を導入済みだったということは、nemket以前では「NEMミートアップin福岡」に出店された方でしょうか?
今後開催される大阪、名古屋ミートアップでは新たな出店者さんによるXEM決済導入が楽しみですね。

設問2) 価格はどちらで固定していましたか?


XEM決済導入の要、価格の設定(値決め)です。
nemketでは2名の方が日本円建ての価格、つまり予め決めておいた日本円の価格(1点=1,500円など)をお会計時のレート(JPY/XEM)でXEMに変換する方式(1XEM=50円ならば、価格は30XEM)をとっており、11名の方は任意のXEM(1点=5XEMなど)で予め固定された価格で販売していたようです。
※ここではお会計時にリアルタイムでレートの計算をする方を「日本円建て」としています

設問3) 固定価格は「XEM建て」を選んだ方へ質問です。固定価格はどの時点のレートで決めましたか?


前項の質問で「XEM建て」を選んだ方へ質問ですが、みなさん回答されています。
「日本円建て」を選んだ方でお一人だけ「当日または前日のレート」を選んだと判断すると、9名の方が「当日または前日のレート」を参考に固定のXEM価格を決めており、乱高下しやすい仮想通貨の特徴(2017年12月は約30〜120円/1XEMの推移)に対し、少しでも乖離幅を少なくしようとされている様子が伺えます。
残る2名は過去数日の平均レートか、投げ銭価格だったとのことで、レート変動を細かく気にされていない様子。
いずれにしても、当日のイベントの様子から察するに、XEMの高騰によって意図せず販売価格か高くならないように配慮された方がほとんどだと思います。

設問4) 決済時にアプリやサービスなどを利用しましたか?(※複数選択可)


ここは複数選択可能なので参考までにご覧ください。
公式のウォレット以外に、NEM総合アプリやTipnemを利用されていたり、QRコードを出力するNEM QR Printerなど、みなさん工夫されている様子が伺えます。
個人的な主観ではありますが、今後のNEMの発展にはこのウォレット機能のキラーコンテンツが生まれることが非常に重要だと感じております。(物販系の決済でいえばリアルとECの垣根を壊してほしい)

設問5) ウォレットアドレスをイベント用に新規で作成しましたか?


nemket用に新しくウォレットを作られた方は2名と少数派です。
フリーマーケットのイベントでしたので、出店者さんも個人で参加された方がほとんどだったのではないでしょうか。
複数人で組織的にレジを管理する必要がないので、その場合は新しくウォレットを作成する必要はありませんよね。

設問6) QRコード付きの値札を準備(印刷)しましたか?


こちらもXEM決済の重要なところです。
出店者側のウォレット宛に送金するための請求用のQRコードを、事前に用意された方が多かったですが、その内訳が多様で手探り感があります。
販売商品の種類や一度に購入される数によって、紙の値札または電子端末などで画面に値札(QRコード)を表示するなど、最適解は出店者毎に異なるかと思います。
nemketでは入場チェック時にNEM wallet(モバイルウォレット)の使用を促進していたので、大体の入場者はスマホ支払いのハードルをクリアされており、支払いに関して困る場面はさほど多くはなかった印象です。
この辺りはQRコードの作成方法も絡んできたりするので、別記事でまとめられればと思います。

余談ですが、当日はノートPCを持ってお支払いされた猛者を見かけました(笑)

設問7) 売上金のXEMを円へ換金しましたか?


nemket終了後1ヶ月を経過しても、全員が売上金をXEMで保管されています。
これには驚きました。フリーマーケットとはいえ、商品を手作りされている方が多かったので、元手は発生しているはず。
仮想通貨に対する感度が高い方々なので、 NEMの未来にそのまま投資されているのでしょう。

設問8) イベント時、Mosaic機能を何かしらの用途で利用しましたか?

「はい」と答えた方は、Mosaic機能をどのような目的で利用しましたか?(自由記入)

NEMで独自トークンを発行できる機能であるMosaic(モザイク)を利用して、優待(割引や特典など)に利用された方が2名と、権利の証明(入場券や抽選参加権)に利用した方が1名(運営さん?)となりました。
残念ながら現時点(2018年2月)においてMosaic(モザイク)機能はNEM wallet(モバイルウォレット)に未対応ですので、利活用しにくい状況です。
今後の改善に期待しましょう。

設問9) イベント時、マルチシグ機能を利用しましたか?


直近のコインチェック事件でホットワードになった「マルチシグ」ですが、2017年末のnemketでは利用事例はありませんでした。

設問10) XEM決済を受け付けてみて、良かった点を教えてください。(自由記入)


決済時間に関するポジティブな意見が多いですね。
約1分毎にトランザクションが生成されるNEMの特性が高評価につながりました。
またXEM決済を主目的としたイベントに初参加された方が大勢いましたので、出店者さんとしても知識を応用して、実際に目の前で説明しながら決済を受けることは良い経験になったのではないでしょうか。
※補足ですが、取引時に未承認の状態(unconfirmed)で決済完了とみなすことはリスクがあると@DaokaTrade さんが指摘されています。

設問11) XEM決済を受け付けてみて、大変だった点や困った点を教えてください。(自由記入)


XEM決済で苦労された点は多種多様ですが、NEM wallet(モバイルウォレット)で連絡先交換用のQRコードと、請求用のQRコードの混同について3名の意見が重なりました。
また価格の変動、入金の確定判断、支払い方法のやりとりなど、仮想通貨の特性に関する課題があげられました。
少なくとも現状のモバイルウォレット改善は急務ですね!

設問12) その他、感想などあればご記入ください。(自由記入)


値札印刷後の差し替え運用の課題、委託販売時(委託者と受託者間)のコミュニケーションの課題、レジ機能の要望など、具体的なご意見ありがとうございます。
次のイベントは名古屋、大阪など続々と開催が決定しています。nemket2017は次に繋がる良いイベントだったと言えます。
あらためてnemket主催の‪@kamatsukachan‬ さんに感謝し、この場にてお礼申し上げます。

アンケートのきっかけ

最後になりましたが、今回のアンケートを実施いただいた‪@_nemicon_ さん、このような機会をいただきありがとうございました。

この結果を受けて、今後のイベント等NEMの発展に寄与できたら幸いです。

今後もNEM経済を盛り上げていきましょう!

nemketとは?

仮想通貨NEMの通過単位XEMでの決済を利用したフリーマーケットのこと。

詳しくは「XEM支払いフリマイベント「nemket」2017 in 東京」をご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です